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人間の原罪

氷点 DVD-BOXお正月にドラマ版の氷点を少しだけ見ましたが、お姉ちゃんがとうとう小説版を買ったので、借りて読みました。

やはり、ドラマだけでは補えない部分がたくさんあった。すごく読み応えのある本だった。中学生の時に三浦綾子さんの塩狩峠を読んで感動したけど、これはまた違う意味で深く重い話だった。

医師・辻口と美貌の妻夏枝。夏枝が、辻口の留守中に自宅を訪れた辻口病院の眼科医・村井の思慕の言葉に耳を傾けている最中、3歳になるルリ子は殺され、それを知った辻口は夏枝への復讐のため、ルリ子を殺した犯人の赤ん坊を引き取る…。


塩狩峠は、中学生向けの夏休みの100冊とかに推薦されていたけど、これが推薦されていなかった訳がなんとなく分かったちょっと、オトナの事情が入りすぎです…

汝の敵を愛せよ

とは言え、自分の娘を殺した犯人の子供を、愛情持って育てることなんて出来るのだろうか。そして、人が生まれながらに持つ原罪とは何かを説いています。

殺人犯の娘、陽子をドラマで演じたのは石原さとみちゃんでしたが、彼女はすごく清楚で、無垢な雰囲気で、この役にぴったりだった

それと、美人の妻・夏枝を演じたのは飯島直子さんでしたが、怖いくらいにきれいだった。意地悪そうな流し目で陽子を睨むところなんて、絶対零度って感じドラマ版の方が、夏枝はまだ節操があって、小説版はもう浅はかというかなんというか…女性の醜い部分を、余すところなく見せてくれた感じ外見が美しい女性なだけに、なんだか余計に哀れに感じた

氷点の上下巻、一晩で読みきりました

早く続・氷点が読みたい~~~

ドラマしか見ていない人は絶対小説版を読むべきだし、小説しか読んでいない人は、ドラマ版も読んでみるとそれなりに楽しめると思います。イメージが異なる部分もあるだろうけど、丁寧に作られているし、何より北海道の自然の美しさを目で楽しめます。

そう、舞台は旭川なのですが、私は昔旭川出身の人と付き合っていて、何度も旭川には行ったのに、三浦綾子さんの美術館に行かなかったのは失敗でした

この先ちょっとネタバレなので、知りたくない人は読まないでね

ドラマ・小説の両方で私が泣いたのは、自分が殺人犯の娘だと知らされた陽子が、自殺を図り、遺書に綴った言葉。

人を殺めた父親の罪を詫び、娘を殺した犯人の子と知っても、育ててくれた辻口夫妻に詫び、

ゆるしてください。私は今まで、こんなにも人に許してほしいと思ったことはありませんでした…

塩狩峠でも、やはり人間の罪に関する描写はありました。私はキリスト教にはさして興味がなかったけれど、三浦綾子さんの信仰心を思う時、もっとキリスト教について知りたいと思うことがありました。

そういえば、それで中学生の時に、おばあちゃん(本当はおばあちゃんのお姉さん)が敬虔なクリスチャンだったので、色々教えてもらおうと思って聞いたら、

年寄りすぎて無理だった…(多分当時90歳過ぎ)

来週にも、続・氷点買ってきます

テーマ: 文学・小説 | ジャンル: 小説・文学

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