スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

尋ね人の時間

夕凪の街桜の国
夕凪の街桜の国こうの 史代

双葉社 2004-10
売り上げランキング : 12

おすすめ平均 star
starすっきりしたストーリーが、逆に哀れをさそう
star夕凪の街 桜の国
star「はだしのゲン」とは違う原爆

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


大分前に、私が飼っている小鳥さんの定期健診に行った時、かかりつけの病院にこの人のマンガがいっぱい置いてあった。それは鳥が出てくるマンガで、コメディちっくなのに胸がちくんと痛くなるような懐かしさや切なさがあって、好きだった。

この人のマンガはどうやらそれが持ち味らしく、読んだ後に優しい気持ちになれます。

この、夕凪の街桜の国は、最近映画が公開されて驚いたんだけど、原作もすごくいい作品です。静かで悲しい原爆のお話です。

画像をクリックすると、映画の公式ページへジャンプします。

私は原作を読んでいるので、この公式ページの美しいハープ演奏を聴いただけで涙ぐんでしまいました

少し前、ちょうどそういう時期なので、TVのニュース番組で小学生の子供たちに街頭インタビューをしているのを見た。

『日本に原爆が落とされたのはいつだか知っている?』

子供たちの答えは…

『え~と、百年くらい前?』

『う~ん、せんはっぴゃく…何年?』

『すごく昔?』


お母さんたちのインタビューでも、

『特別教えたことないですね~』

『ちょっと、どう教えていいか分からないし~』


といった感じだった。

私は小さい頃からものすごく臆病で、特に子供の頃はなぜか色々な天災に毎日、特に寝る前に怯えていた。

よる、ねているときにおおきな地震がきたらどうしよう

火事になったらどうしよう


意味もなく毎日そうやって怖がっていたけれど、その中でも一番怖かったのは戦争だった(天災じゃないけど)。

小学校の視聴覚室で子供向けの戦争映画を見させられることもあったけれど、私はそういうのを見るととてもじゃないけど1ヶ月はトラウマになるので、見なくても良いと許可をもらっていた。なのに、それなのに、こわくてこわくて、仕方なかった。なんでだろう?はだしのゲンとかも、こわくてまともに読めなかったのに。。。

インタビューで見た子供たちは、そんな恐怖とは無縁の様子だった。私のように必要以上に怯える必要はないにしても、ちゃんと学校や家で、過去に起こったことを教えた方がいいんじゃないかな、と思った。

大人になってからは、子供の頃怖くて見られなかった戦争に関する書物なども見られるようになった。私が一番興味があるのは学徒兵関係のもので、時々お風呂で半身浴する時に持って入る。

多分誰も知らないと思うけど、10年以上前に、確か日テレか何かで、ものすごい早朝に『尋ね人の時間』という番組をやっていた。私はそれを録画して見ていた。

戦争で行方不明になった人の写真と、名前と、出身地、家族構成や、軍の所属部隊などを、淡々と、延々と1人ずつ流すのです。ただ、それだけ。なんの演出もなし。私はそれを、いつも食い入るように見ていた。なんだかひきつけられてしまうのです。

あのビデオはどこにいったかなぁ・・・。



コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。