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堕落した女

ハロウィンの夜の出来事の続き。

その夜、私たちは夜中の3時過ぎに帰宅した。そして、翌朝のdesayuno(朝食)のテーブルでのこと。いつも通り、旦那さま、私、ママ、お姉さんで小さなテーブルを囲んでいた。

昨日の叔母Bのことを、早くママに報告しろ、と私は殺し屋のような目で旦那さまに怨念を送った。

…ところが、旦那さまはいつまでもその話題に触れず、朝食終了。

部屋へ下がった後、私は『おめ~なんで言わないんだよ!』と旦那さまをなじった。旦那さまは、叱られる小学生のように小さくなった。そして、その日はBの妹Cが昼食を作ってくれることになっていて、昼過ぎからみんながC叔母さんの家に集う予定だった。

私がシャワーを浴びたり、出掛ける準備をしている間、旦那さまはママに報告をしに渋々部屋を出て行った。

かなり時間がたってから部屋に戻ってきた旦那さまは、憔悴しきっていた。

『ママ、すごい怒ってるよ。鬼のようだった…』

それを確認する暇もなく、C叔母さんの家へ。

そこには、問題のBも来ており、私に媚を売るように愛想よくBESOをしてきて、私は出来る限り普段通りに対応をした。

昼食会が始まってしばらくすると、一族の中でも随一のろくでなし、Bの息子が、他の従兄弟の男の子とC叔母さんの家にやってきた。

手にはビール瓶。明らかに酔っ払っている。言っておくが、時間は昼下がりの1時くらいである。

Bの息子は、見るからに酔っ払っている上に、キマッている。BESOをすると、ひどいお酒の臭いと、葉っぱの臭い。

Bはただニコニコと笑っている。

ママは、昼食の最中普通にB叔母さんと話をしていたので、怒っていないのかなぁ…と私は不思議に思った。

ところが帰宅後。

ダイニングルームで、ママはアイロンがけ、お姉さんは台所仕事をしながら、話し合った。

お姉さんは、『まみちゃんすごく怒っていたわね。Bと一回も口をきかなかったし、顔を見もしなかったね』と言った。

私は、普通に接していたつもりだったのに、そんなに態度に出ていたことに驚いた。

困惑しながら、『私は、B叔母さんのことが信頼できません』と言うと、お姉さんは首がもげるくらい強く何度も頷き、『私たちも同じよ!』と言った。

先ほどBと普通に会話をしていたママは、今や私でも分かるくらい怒りに満ちた顔をして、アイロンをかけながらまくしたてた。

『あの女は最低よ!まみちゃんたちからお金を取るなんて!ど~~~して〇〇(旦那さま)はお金を渡したの?!あの女の身につけてるものが分かる?全部本物の宝石よ!私なんて、イミテーションしか買ったことない。電気代が払えないなんて笑わせるわ!あの女はね、化粧品から香水から洋服、何から何までSAGAで買ってるのよ!信じられる?!』

(※SAGAというのは大きなショッピングモールで、リマのものは巨大ですが、アレキパのはイトーヨーカドーに毛が生えたくらいの店。ただしペルーの人には高級店で、なかなかそこではお買い物できません。価格設定も高くて、ママはSAGAがキライです)

『しかもあの息子!どうしようもないLOCO(頭がおかしい人)だわ!あんな様子で現れたら、私の息子ならお尻をひっぱたいてやるのに!!あの女は何も注意しないのよ!』

私もすごく怒っていたのですが、ママのあまりの勢いに、私はすっかり熱が冷めてしまった。

続く。

テーマ: 国際結婚 | ジャンル: 結婚・家庭生活

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