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I want you back



初めて彼を見たのは、小学校低学年の時、忘れもしない、ディズニーランドのキャプテンEOだった。なんてかっこいい人なんだろう、と思った。それから、少ないお小遣いで彼のCDを買った。子供心に、彼の歌とダンスのうまさに驚愕して、そして不思議な人だと思った。色々な意味であまりにも人間離れしていたから。

昨日から、youtubeを見ると、世界中あらゆる国の人が彼の死を悼んで、コメントを寄せている。彼以上に有名な人は、どこを探してもいないと思う。

昨日お店の子たちと話していたら、20歳前後の子たちは、輝いていた頃の彼の姿を知らないから、彼は単に『有名だけど奇妙な人』として映っているようだった。私は、年の近い子たちと、どんなに彼が素敵だったかを語り合った。昨日は、きっとたくさんの人が、そうやって彼の話をしていたことだろう。

私が子供の頃持った、彼に対する違和感は、きっと彼が唯一無二の存在だったからではないかと思う。

整形も含めて、彼の身体は黒人にしてはあまりに華奢だし、話し声は男性にしてはあまりにも繊細で優しい。彼の肌の色のことを、彼は白人になりたかったのだと言う人たちも多い。

でも、私には…彼は、黒人でも白人でもなく、男性でも女性でもない、何かになろうとしていたように見えた。それが何だったのかは分からないし、彼が明確にそれを分かっていたのかも分からない。彼がいない今、それを知っている人は誰もいない。

分かっているのは、この先彼を超える、スーパースターと呼ばれる人はきっと出て来ないだろうということ。誰もが羨むほどの才能に恵まれながら、それでも彼が果たして幸せな人生を送ったのかと思うと胸が痛い。この地上には、彼が夢見た本当のネバーランドはなかった。大人になること。心の均衡を保てなくなるということ。現実世界には、辛いことがたくさんある。

それでも、生きていてほしかった。無責任なファンのエゴかもしれないけれど。

彼が天国で、体中のどこにも痛みを感じず、誰の悪意にも晒されず、心安らかに過ごしてくれていますように。歌もダンスも、好きなだけ、楽しんでいられますように。私たちは、この先もずっと、あなたのことを忘れません。同じ時代に生まれて、あなたの才能をこの目で見ることが出来て、幸運だったと思う。ありがとう。



テーマ: 日々のつれづれ | ジャンル: 日記

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